Frederick [絵本]
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牛が草を食み、馬が走っているような牧草地にある古い石の壁。
その壁からそんなに遠くないところに、5匹の野ねずみが仲良く幸せに暮らしていました。
やがてやってくる寒い冬に備えて、1日中みんなで食べ物を集めているのです。
ただし。Frederickを除いて。
「なんで働かないの？」と聞かれると。
「働いているよ。今、寒くて暗い冬のために、陽の光を集めているんだ。」
牧草地をじっと見つめているFrederickに「今は何しているの？」と聞くと。
「色を集めているんだ。」・・・といつもこんな調子。
そして。冬がやって来て、みんなで隠れ家に移動したときに、Frederickが夏の間にやってきたことが明らかにされた･･･。
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私にはちょっとまだ難しくて。ひと通り読んでから、辞書を使って読み直した。
そしたら。最初に読んだときとは、見事に印象が変わった！
本当に、夏の間の陽の光や鮮やかな色を、冬のために集めることができたらいいのに。
（単語数 506）
タグ：Leo Lionni
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