The Umbrella

雨の中、市場を歩くCarla。
探しているのは・・・傘。

スマートな赤い傘が気に入ったCarlaは、10ドルのところを、7ドルで購入。
「今日はついているわ！」と赤い傘を持って次に向かったのはケーキ屋さん。

弟がケーキが大好きなのだ。
入り口の近くに傘を置き、静かな店の中に入った。
お店の中には、若い女性客が1人。

Carlaがケーキを3つ買って、店を出ようとすると・・・。
買ったばっかりの赤い傘がない！
あるのは、黒地に黄色のアヒルの絵が入っている古い傘。

「今日はついてない・・・！」
Carlaが広場の方に向かって歩いていると、若い男性が声をかけてきた。
見覚えがない男性だったので、無視して歩き続ける。
が、その男性は後をつけてきたうえに、いきなり謝ってきた。

いったい彼は誰？
Carlaと誰を間違えている？　どうしてそんな勘違いを？

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ちょっと難しい本を立て続けに読んだので、この本でホッとひと息。
16ページほどの短いお話だけど、傘を使った出会いが微笑ましい。
この2人の続きがちょっと気になった。

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